栄養を謳う広告のちょっとした罠
こんにちは、健康と筋トレにだんだんうるさくなってきたフジサキです。
最近、風邪が流行っていて皆さんも健康には気を使いますよね?
その中での雑学をいくつか紹介したいと思います。
タウリン1000ミリグラムは牡蠣たったの一個分
栄養剤の広告に「タウリン1000ミリグラム配合!」と謡っている広告があると思いますが、1000と聞くとめちゃめちゃ入っているんだなーと思うと思いますが実際には疲労回復にあまり効果の望めない配合量となっています。
タウリンとは体のあらゆる箇所に存在しているアミノ酸で血圧の調整や肝臓の解毒作用の効果など生命維持にはかかせない物です。
主にイカ、タコ、牡蠣などの魚介類に多く含まれており、牡蠣では1~3個食べればタウリン1000ミリグラムが摂取できるようです!
ヤリイカなら半分くらいで同量の摂取が可能です。
肝心な疲労回復に効果があるかというと疑問で、交感神経を抑制する働きがあるようで、エネルギッシュに元気になる!というよりかは気分が落ち着き鎮めてくれる役割があるようです
疲労を感じたのなら鶏胸肉をむさぼるように食べていれば大丈夫ですよ。
イミダゾールペプチドという成分が疲労回復の効果に期待ができます!
脳の疲労も取れるし、タンパク質を多く摂取できまっす。
あーむね肉についてはまた今度書こうかな。
ちょっと話はずれましたが栄養剤の「1000ミリグラム配合!」には具体的な効能も記されていないのでお気をつけを!
ただ牡蠣よりは手に入りやすいのでいいのかも?
レタスは野菜の中で一番食物繊維が少ない
最近の健康食品には「レタス何個分の食物繊維が含まれます」とキャッチコピーで謳っていますね。
食物繊維は便通改善など様々な効果がある栄養素なので積極的に摂ったほうがいい栄養素です。
レタスは葉物野菜でシャキシャキしていて食物繊維が多そうなイメージがありますね。
ただ実際には100グラムあたり1.1グラム、一個まるまるでも2.5グラムしかありません!
一日に摂取すべき食物繊維は男性20グラム、女性18グラム以上と言われており、レタスだと8個食べないといけません!(無理!)
レタスが広告に使われる要因は食物繊維が多く入っていると見せかけるためでしかなく、ゴボウは100グラム中で5.7グラム食物繊維が入っていてレタスの5倍入っていますが、同じ商品に
「レタス5個分の食物繊維が含まれます」と
「ゴボウ1本分の食物繊維が含まれます」とではレタスの栄養成分を知らない消費者はどちらを選ぶでしょうか?
レタスのほうが数も多いし、いっぱい摂取できそうな気になりますよね?
数字のカラクリは面白いですなー
はい!
今回は書籍の「禁断の雑学」の中から2点紹介しました。
これからも栄養に関しての知識をつけてこういった事にも騙されないようにしていきたいですね。
では、またー
▼引用元の本
禁断の雑学 誰もが口を閉ざす衝撃の雑学250
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