【空想科学】不老不死になれる!?
こんにちは、フジサキです。
長いことブログ書いていませんでしたが、なんとか元気しています。
4年半くらいお世話になった会社を辞めて、新しい会社で働きだしております!
567落ち着いたら呑みに行きましょう~
で、今回は最近読んだ「アリエナクナイ科学の教科書」という本で興味深く面白い内容が書いてあったので、紹介させてください!
「不老不死」についてです。
テロメアを知れば、若さがわかる!!
そもそも「老い」とはどんなことなのだろうか?
人間は細胞が集まって構成されている多細胞生物に分類されていて、内蔵や筋肉、皮膚も細胞組織の集まりでできています。
この細胞は生命を維持するために、活性酸素や科学物質、老廃物、病原体と常に戦っていくために、定期的に細胞分裂して新しい細胞にリニューアルしていかなければならないようです。
この時に全部の細胞の量が増える状態を「成長」、そして分裂速度が遅くなって、減っていくと「老化」となるようです。
そして恐ろしいことに細胞は生まれながらにして分裂の回数に制限があり、その回数を決めるのが塩素配列とタンパク質の複合体「テロメア」です!
テロメアは分裂をするごとに、回数券を切り離していくように短くなり、その回数券が無くなるとヘイフリック限界と言われる末期状態となってしまい、こうなってしまった細胞は死滅してしまうそうです。
なので、簡単に言うとテロメアを延長して回数券を増やせば老いなくなり、若いままいられるそうです!!
そして不老不死を実現している細胞も判明しています。
その不老不死細胞は「ガン細胞」です!!
どのくらい不老不死なのかという実験を1951年に女性の子宮頸ガンから採取された細胞でしているようです。
細胞の元となった女性は亡くなっているのですが、その細胞は今でもフラスコの中で生き続けていて、未だに繁殖力旺盛で少し劣悪な環境でも増殖を続けています、その細胞の名前はその女性から名前をとって「ヒーラ細胞」と言われています。
不老不死が可能か?というところですが、仮にテロメアを延長する薬が出たとしても全身の全細胞に行き届かせることは不可能です。。。
なぜかというと、脳や心臓はほとんど細胞分裂をせずにほぼ生まれたままの細胞のままだからです。
心臓の細胞は分裂をほぼしないため、いずれ止まってしまい機能停止になり死んでしまうのは残念ながら防ぐことができません。
そんな脳や心臓の寿命は120年と言われていますし、そもそも寿命に関してはテロメアだけではなく、他の発見と解明をしていかなければなりません。。
ただし、外見だけは若々しいままでいられることは可能だと言います。
70歳くらいの人が25~35歳の見た目で維持できるようにはなるようです。
人間が死なないためにはどうすれば、、いい?
生身のままで不老不死になるのはかなり無理に近いようです。
ただし、可能性は0では無いとも言っています。
アメリカのメリーランド州に暮らすブルック・グリーンバーグという女性は赤ん坊のまま成長しなくなるという遺伝子を持っていました!
20歳で亡くなってしまったのですが、体は1歳時程度で知能も赤ん坊のままでした。
体質については詳しくわかっていないようなのですが、このような特殊な存在が人間にも生まれて、今後同様の遺伝子を持つ健康な人間が生まれる可能性があるかもしれないです。
そして遺伝子レベルで考えれば、すでに様々な生き物の中に眠っているようです。
ベニクラゲというクラゲは何万年も生きているとも言われています!!!
そのような生き物の遺伝子を完全に解明できた時に「不老不死」になれるんだと思います。
はい!
不老不死についてでした、久々にブログ書いたら疲れた。。
一日一日テロメアが消費されていると思ったら、なんだかちゃんと生きないといけんなと感じました!
不老不死については続きがあり、科学との融合をして、デジタル不老不死ではどうか?などの考察をしています!
他のカテゴリだと幽霊、タイムトラベル、ビームソード、神について空想科学しています。
気になったら読んでみてください😃
では、また!
【今回の紹介書籍 】
アリエナクナイ科学ノ教科書 ~空想設定を読み解く31講~
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