【実験シリーズ】心の痛みを伝えようとした

【実験シリーズ】心の痛みを伝えようとした

こんにちは、何をやっても〇〇なフジサキです。
毎日投稿「実験シリーズ」2日目です!

差別実験

学校では、差別は悪いものだと教えられると思いますが、ある小学校で差別を助長する実験が行われました!
授業を発案したのは当時35歳の女性教員ジェーン・エリオットという人物です。

実験をする当日にエリオットは壇上で「今日から青い目の生徒はダメな子です」と切り出したそうです、こんな人いたらうんこちゃんですね。

青い目の子供を「劣った人間」としました。
一方で、茶色い目の生徒を「優れた人間」に見立てて、そのことを教室内に周知させたのです!うんこちゃんですね。

授業中に、青い目の生徒が 問題を間違えると、エリオットは「ほらね、青い目の子はバカなのよ」と差別発言を繰り返した。

給食の順番も茶色い目の生徒を優先し、青い目の生徒にはおかわりは禁じるなど、待遇にも差を付ける徹底ぶりでした、やっぱりうんこちゃんですね。

当然ではありますが青い目の生徒はこの理不尽な扱いにショックを受けたのですが、それよりも面白いのが特権階級となった茶色い目の生徒の反応でした!

エリオットの差別宣告からわずか数分後には、昨日まで仲良くしていた青い目の生徒に対して、憎悪の眼差しをし、強い口調で罵倒するようになったのです!
その変貌するスピードはうんこちゃ・・・いや、エリオットもゾッとするほどだったそうです。

実験2日目に生徒の立場を入れ替えると、今度は特権を失った茶色い目の生徒が泣き出すことがあったそうです!

なぜエリオットはこんな実験を行ったのでしょうか?
子どもたちに差別の痛みを伝えるためだったそうな、うんこちゃんは撤回ですね。
50年から60年代のアメリカでは、有色人種への差別が根強かったためです!

実験後、双方の生徒に被差別者(差別されていたほう)になった日の感想を聞くと「牢屋に入った気分」「鎖に繋がれたような気持ち」という心境を語ったようです。

エリオットの授業は、差別される辛さへの理解を促すと共に「人はどれほど簡単に他人を差別してしまうか」を教えてくれる実験でもありました。

はい!
今回は差別実験についてでしたが、自分も差別ではないですが、見た目とかでこの人はきっとこう言う人なんだろうなーなんて思ってしまうことがあるのですが(第一印象は大半当たっているという論文もあり)、必ずしもそうではないと思う視点を持っていたいと思います!
身体的なところで判断するのは簡単なのでそれに頼りすぎないように・・・

明日は「嘘の記憶が真実となる実験」です。
では、また明日

▼引用元の本
禁断の雑学 誰もが口を閉ざす衝撃の雑学250